舌腫瘍(舌のがん)で療養していたギタリストの村治佳織さんが復帰しました。
舌腫瘍のため昨年7月から長期休養していたギタリストの村治佳織が16日、都内でテーマソングに参加した映画『ふしぎな岬の物語』(10月11日公開)ジャパンプレミア舞台あいさつに出席。「ステージは第2の家みたいなもの。皆さんにご協力いただいたおかげでこうして戻ってくることができました」と元気な姿を見せ、テーマソングを生演奏した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140916-00000341-oric-ent
村治佳織さんを襲った舌腫瘍(舌のがん)とはどんな病気なのでしょうか。
医療ジャーナリストの安達純子氏
「舌腫瘍には良性と、舌がんといわれる悪性がある。舌がんは、口の中に生じる口腔がんの約6割を占め、女性よりも男性の方が患者は多い。そのリスクファクターは、飲酒と喫煙といわれ、さらに口の中の環境によってはリスクが高まります」
都内の大学病院に勤務する歯学の専門医
「虫歯治療後の歯のかぶせ物が適切ではなく、舌の側面に当たるような場合も、舌がんの要因になる」という。やっかいなのは、腫瘍が生じても味覚の変化がないこと。1センチ以上の口内炎のようなものが生じて、2週間以上経っても治らないときには要注意だ。
「良性でも悪性でも、部分的な切除を行う手術が基本です。舌がんの早期段階で手術だけの治療で済めば、1カ月程度で社会復帰は可能。最近、舌がんの治療は選択肢が増え、放射線を放出する物質を病変部に埋め込む『小線源治療』も、一部の医療機関で行われています。化学療法では、ピンポイントでがんを狙い撃ちにする分子標的薬も登場しました」(専門医)
早期発見と適切な治療が受けられれば、舌がんの5年生存率は9割程度と予後が比較的良い。約半数の患者が、早期の段階で見つかるという。「口の中の粘膜は、ピンク色ですが、赤い部分や白い部分があるときには、歯科を受診してください。赤い部分や白い部分は、前がん病変といって、放置しておくと、がんへ移行する可能性があります」(専門医)
引用元
http://www.zakzak.co.jp/entertainment/ent-news/news/20130727/enn1307271504014-n1.htm
自分で確認できる部位なだけに早期発見が他のがんと比べてしやすいんですね。
また5年生存率が9割もあるということで患者の不安も少ないでしょう。
飲酒、喫煙が原因となることが多いようです。みなさん気を付けましょうね。
コメント 0